江戸時代から伝わる延岡の風物詩『流れ灌頂』☆

毎年8月18日は、延岡市仏教会主催で『流れ灌頂』が五ヶ瀬川河川敷にて行われます。

20140818_nagarekanjyo-4

今年初盆を迎えられたお家の方、先祖供養のため来られる方、延岡市発展のため先人たちを敬い拝まれる方、さまざまな方が灯籠を流す精霊流しです。

前日から延岡市仏教会会員寺院34ヶ寺の方丈さま・副住職・若和尚がボランティアで多数参加し、草刈り・テント張り、当日は法要堂の設営、寺庭婦人たちが手作業で灯籠をつくり、ようやく当日の法要を迎えるのです。

20140818_nagarekanjyo-2

20140818_nagarekanjyo-1▲法要導師を務める当山住職・中本光勇、奥は光暁副住職

当日は19時から延岡市仏教会会員寺院34ヶ寺の方丈さま・副住職・若和尚が法要に参列し、多くの参拝者がロウソクやお線香を手向け、焼香をし、灯籠を川に浮かべてご先祖様への感謝の気持ちや供養の心を込めていらっしゃいました。

20140818_nagarekanjyo-3

20140818_nagarekanjyo-5

今年も600個ほどの灯籠が光を灯しながらゆっくりと五ヶ瀬川を流れて行きました。

これからも、江戸時代から伝わるこの文化を大切にして、供養の場をもっと多くの方に訪れてもらえるよう、丁寧に積み重ねて参りたいと思います。