地蔵尊大祭について

地蔵尊大祭
お地蔵さまとは

地蔵菩薩は、お釈迦さまが入滅されてから弥勒菩薩が仏になるまで、この沙婆(シャバ)世界で、仏になり代って人々を救ってくれるといわれ、いろいろなものに姿を変えて救いの手を差し伸べてくださいます。
現世利益と深く結びついた仏さまなので、遠い昔から、無病・長寿息災、子育て、五穀豊穣、勝負事までお地蔵さまにお願いしました。現代においても、「子安地蔵」や「身代わり地蔵」というお地蔵さまが各地域に建立されたり、奉納されたり、また、 何か事故が起きた場所や水子供養のためにお地蔵さまを建立したりします。

当寺では、供養をしたいと願う檀家様の寄進により、昭和59年(1984年)に地蔵苑を建立しました。当時の地蔵尊は、専門職人により手掘りでつくられていたので、ひとつひとつ表情が違っているのも特徴です。
毎年1月24日に地蔵尊大祭をおこなっております。

【旧暦1月24日】は初地蔵様
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毎月24日は、地蔵様の縁日で、その年初めての縁日を特に「初」を付けて表します。
※縁日とは、神仏がこの世に縁を結ぶ日という意味で、この特定の日に祭礼や法会(ほうえ)などが行われます。仏教起源の行事であり、日本では鎌倉時代頃から行われるようになったといわれています。