8月18日 流れ灌頂(延岡市仏教会)について

kanjyo

流れ灌頂は、毎年8月18日に延岡市仏教会が主催となり、「水郷」と称されるこの延岡市に江戸時代から伝わる夏の風物詩です。もともとは、水害や水難事故の犠牲者の霊を供養するために始まったとされています。

流れ灌頂
流れ灌頂

河川敷に設けられた慰霊所では、仏教会34寺の僧侶が読経します。当寺も毎年仏教会の1ヶ寺として関わらせていただいています。

川面を照らしながら流れていく灯篭の姿は幻想的で、訪れた人たちはゆっくりゆっくり流れていく灯篭に手を合わせながら故人の冥福を祈り、先祖の霊を見送ります。