毎年7月29日には、当山の施食会法要が勤修されます。
この法要は、餓鬼道に堕ちて苦しむ一切の衆生に食べ物を施して供養するもので、一般的にお盆やお彼岸の時期に行われています。
※施食会についてはこちらをごらんください
法要の前には、ありがたいお話しを頂きます。
▲講師:金子謙三 老師(佐賀県唐津市 普恩寺住職)
金子老師は、ほぼ毎日のように説教師として県内外を飛び回って多忙に活躍される方。1日をご自宅で過ごすことが、月に5日程度しかないのだそうです。
この日は、「食」の大切さを説きながら、「食」を通して自分と向き合うこと、そして「食」を囲むことで家族愛、友情、人との縁のありがたさについてお話しになられました。
法要終了と同時に、和尚様の合図で五色の「施食旗」を取って頂きます。五色はさまざまな意味が込められているのですが、お釈迦様の精神や智慧を表し、仏様を慰めるとも言われています。